2009年06月22日

瞳を閉じてみる夢 ねがい

海外からの手紙が郵便受けに届く。


研究を深めていた少数民族の女性を
めでたく奥様に迎えられたとの由。

もう戻るつもりはない。

言われなき差別・非難を避けるべく
家族親族にはその旨だけ伝えたとか。

彼らの婚姻の儀式には
家族の参加は必要ない。

結婚後も日本に帰るつもりもなく
誰を頼る気持ちもまたないのだ。

ただ、なにくれとなく心掛けてくれた君に
今の自分を素直に伝えておきたいと考えて

ここに筆を執った次第。
願わくば、またどこかで。


手紙の便箋もなかなか手に入らないんだろう
そのサラついた粗末な紙の感覚が指先に残って

自分と友達の間の距離を
静かに教えてくれました。


遠く遠く遠く
その幸せを願う。


花咲く旅路 / 原 由子




posted by 08 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 瞳を閉じて見る夢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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