2010年03月21日

瞳を開けてみる夢 雪の野原に花の散る

時代小説の中でも大好きな作家、高田郁さん。


金曜の夜に文庫本の新刊を発見。
『想い雲―みをつくし料理帖』即購入。

土曜の眩しいお昼の中で読了。

相変わらず、じんわりあたたかい読後感。
江戸*人情話*料理=自分にとってど真ん中。

時代小説の系譜として
「食べるものが旨そう」
これはとても大切なのです。

そこに、さらに料理のレシピが巻末にあるのも嬉しい。

元々が人情話を好むと言う所はありますが
誰も死なずに、ここまで気持ちに訴える筋。

あとで書こうと思いますが一箇所だけ
「?」と思った考証もありましたが
全体に影響はないし、物語は一級品。

「雲外蒼天」たったの四文字。

それさえ、普段の生活の中では
忙殺されて簡単に忘れてしまう。

こんな風にシリーズが続いていって
何度も読み込んで自分の中にその姿勢を
菊花雪の章の「駒繋ぎ」に様に根付かせたいです。


同じ高田郁さんの『銀二貫』
境遇に負けず、人に負けず
寒天作りに掛けた青年を
誠実に描いている名作です。





posted by 08 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 瞳を開けて見る夢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。