2014年05月14日

瞳を閉じてみる夢 新しい朝が来た

清々しい朝でなのす。

朝が来たからには中学校へ行かなくてはいけない。
だって、中学生だから。

そこで制服に着替えようとすると制服がみあたらない。
自分の部屋にはベッドと洋服箪笥だけしかない。

洋服箪笥を開けてみると。
制服そっくりだけれど校章の違うシャツと
ハトロン紙のような薄い紙で出来たシャツと
とても上品なガーゼ地を二重にしたシャツしかない。

ズボンもディッキーズの黒しかない。
形はそっくりだけれど素材が全然違う。

一体自分は、制服をどこへやっちゃったんだ?

父には日頃から行くなと止められてるけど
母さんのおばあちゃんちへ行ってみよう。

もう、この辺りで遅刻は覚悟した。

学校への道すがらにおばあちゃんちはある。

小さな古い個人商店で日用雑貨や缶詰なんかが置いてあり
その奥に土間が繋がっていて、母方の祖母が暮らしている。

父方の祖父母はこの町の一等地で大きく手広く商売をしているが
母方の祖母はいつもひとり小さくて薄暗いこのお店の奥に居る。
少し悲しくなる。

子供の頃は気がついていなかったそういう部分に
だんだんと気がついてしまうようになった。
その辺、もう中学生なのだ。

だから、怒られるけれどおばあちゃんちに行っては
おばあちゃんと一緒に時間を過ごしてくるのだ。

出来る限り一緒に居る、その他にもっともっと
おばあちゃんに親愛を示すスベを知っていればいいのに。
その辺、まだ中学生なのだ。

でも、今日はおばあちゃんのせいで遅刻されたといわれてはマズイ。
制服を探してあってもなくても、すぐに学校に行くとしよう。
なにしろ、中学生なのだから。

道行く自分を見つけて顔なじみの猫が頭に乗っかってくる。
よくおばあちゃんちに勝手に上がり込んでくる野良猫だ。
外国生まれだろうか、青い目と不思議な色の毛をしている。
グレーと紫と青と緑の中間のような光沢のある短毛の猫。

よし、お前も行くか。
旅は道連れだもんな。




実際には母方の家は遠く離れた町にありました。
小さな頃の自分には、道も覚えられないくらい。
夢の中で見た祖母の店は間取りも違っていました。
でもお店の小ささや古さ、灯りの暗さやどこか残された感じ
それは夢の中でもおんなじでした。

月に一度くらいの頻度で、別れた母と会う日があって
その時に祖母のお店に行くと店先に並んだジャガイモで
”粉ふきいも”を作ってくれたものでした。
それが僕にとってはたいそうなご馳走なのでした。
【じゃがいもしかない!?そんな時にこれがおススメ!こふきいもの作り方|nanapi】


posted by 08 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 瞳を閉じて見る夢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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